大量生産品と手彫り

ハンコと書類はんこは、簡単な受取りから重要な書類まで様々な場面で利用されます。しかし、このはんこの重要性をしっかりと理解している人はあまりいないのが現状なのです。日本において、はんこは本人であることを証明するものとしての意味を持ちますので、はんこを押したからには、その書類には責任が発生するのです。

100円ショップや文房具店に売られている大量生産品のはんこは、同じ苗字であればどれも同じ印影です。つまり、自分でない第三者にはんこを悪用される恐れがあるのです。こうしたことを防ぐためには、やはり手彫りのはんこを作ることが最も効果的と言えます。はんこは、手彫りすることで偽造が難しくなりますので、悪用の心配がなく、また自分だけの1本ということで、愛着もわいてくることでしょう。

手彫りのはんこは、1本1本、職人の手により丁寧に作られていきます。そのため、時間がかかりますが、唯一無二のものが手に入るわけですので、この待つ時間は何ものにも代えがたい時間ともなるのです。また、手彫りは偽造防止の役割の他にも、その印影の美しさが際立っています。朱肉の馴染みもよく、大量生産品とはまったく別物と考えていいほどの逸品でしょう。このようにはんこは、職人による手彫りで作るのが好ましいのです。